仕事をする上で名刺交換をする機会がよくありますが、皆さんは名刺交換をした後はどんなことを話していますか。名刺を見てもたいした内容が書いてない物がほとんどなので、会話の糸口を見つけるのに苦労しますよね。いきなり仕事の話をする人もいれば、雑談をしながら探り探りで会話を進めていく人もいます。
話し方も人それぞれで、相手に話しをさせてよく聞いたり、ひたすら会話が切れないようにしゃべったり。どちらが正解と言う事はないのですが、「相手に好かれたい」なら少なくとも「話しを聞く」ことを心がけましょう。
アメリカの心理学者がこんな実験をしました。会話全体のうちに話した割合によって好感度が変わるそうです。
話す=70%(ほとんどしゃべりっぱなしですね)
話す=50%(適度にバランスよく話してます)
話す=30%(相づちを入れて一言返しくらいです)
では、上記の3パターンで好感度が高かったのはどれでしょう?最も好感度が高かったのは「話し=30%」の人でした。
でも、この人はただ黙ってたわけじゃありません。しっかり聞いて、タイミングよく、的確に会話の答えを返していたのです。そのコツは相手の発言の後に相づちをうって「3秒間待つ」そうすると、相手に話しの続きがあるなら「それでね、、、」と話しを続けます。
5秒待っても話しが始まらない時は、相手が「何を話そうかな? 」「困ったな。」と考えていることが多いので、質問をしたり、アドバイスをしたりしましょう。
さらに、名刺を工夫すればそれを見ながら会話も弾むのでコミュニケーションがとりやすくなり、信頼度が高くなります。相づちも「うんうん」と聞くだけでなく「そうなんですね!」「へー、すごい!」と大きめのリアクションがあった方が相手は話をしっかり聞いてくれてると思い心を開いてくれます。
名刺交換しただけで好感を持ってもらうに「聞く3秒ルール」を上手に活用しましょう。