名刺は家と同じで「設計図」が必要です。誰に、何のために渡し、どう言う反応が欲しくて、何に繋げたいのか。これが明確でないと「本物の名刺」にはなりません。では、ビジネスに活用するための名刺の作り方をご紹介します。
①ゴールを考る
名刺交換をして相手とどういう関係になりたいのか。仕事の受注、ビジネスパートナー、お得意様など、そこがハッキリしないと「ぼやっとした名刺」になってしまいます。
②ターゲットの選定
性別、年齢、職業などを具体的に考えます。男女の違いで「ウケるデザインや内容」が違うし、「文字の大きさや色」を考えないと年配の方には見にくくて不快な思いをさせます。
③自分の棚卸し
初対面の人でも共通点・価値観の共有ができれば親近感がわき、話も弾み信頼度が上がります。
好物・趣味・出身地・過去の経験などを思いつくまま書き出してください。
④あなたと付き合うメリット
あなたの強みを明確にします。他社と何が違うのか、何が得意なのかを伝えなければ「その他大勢と同じ」になります。これがしっかり伝わり、覚えてもらえれば紹介してもらいやすくなります。
⑤仕事への熱意
どんな想いで仕事をしているか、始めたかを思い出しましょう。熱意がある人は魅力的です。それだけで仕事を頂けることもあります。信頼度も大幅に上がります。
⑥写真
顔写真があれば思い出してもらいやすく、目に止まります。趣味で楽しんでいる写真や作業風景の写真も効果的。文章だけでなく写真が付くことで印象に残りリアリティが増します。
デザインはプロに任せるか、インターネットで「名刺 デザイン」で検索して気にいった物を見本にしてみましょう。
②は箇条書きで見やすく④はキャッチコピーで分かりやすく⑥の顔写真は笑顔にするのがコツです。
名刺は渡した相手がどう感じるかが大事。
自己満足ではなく「相手に優しい名刺」を考えてみてください。