【コラム】複業時代の効果的な名刺の使い方

働き方改革の名のもとに、政府は人材不足解消のため1つの場所だけでなく複数の場所で働く「複業ワーカー」を推奨しています。
流動性のある働き方は、情報取得やスキルを身につけるにはとても良いと思います。
 
最近ではフリーランスの方が企業で社員の代わりに働くなんてことも増えてきています。
逆に、正社員だった人が会社の仕事を切り出してフリーランスになるなんてことも。
タニタさんはそれをされています。
 
ところで、複数の場所で働くということは、人によっては複数の「名刺」を持つことになりますよね。
A社、B社、C社、D社....と活躍している人ほど多くの名刺をもっていて困りますね。
私のクライアントさんからもそんなご相談を受けますし、私自身もたくさん名刺があります。
 
そこで、複業時代に効果的な名刺の使い方を2つご紹介します。
初対面の人に名刺を渡して、どう思われるかを考えてみます。
 
1、全て自分の会社の場合
これは経営者の方に多いのですが、自分が経営したり、理事をしている団体が多い場合です。
この場合は、全て1枚の名刺に集約するのが効果的です。
 
初対面の人が名刺をもらって、「多くの会社名・団体名+代表取締役・理事」とか書いてあると「おお、手広くやってる敏腕経営者なのかな!?」というイメージを与えやすくなります。
ただし、その分「何がメインか」がぼやけるので、「どの会社の顔で話すか」をしっかり決めて話すことをお勧めします。
 
 
2、複業ワーカーの場合
私もそうなのですが、複数の企業に関わっているフリーランスみたいな人です。
関わってる会社自体は全て別々なので、1つの名刺に載せることは難しいです。
この場合は、「名刺をカードゲームの札」のように考えると良いでしょう。
 
話をするうちに「この人には、ここの会社のことも話ができるな!」と思ったら、手札(名刺)を少しずつ出していくんです。
「実は私、複数の会社に所属する複業ワーカーなんです。御社にご紹介できそうなこんな会社にも所属していまして〜」と最初のA社の話でダメな時はB社のことで話を盛り上げる。
 
一見すると、A社には失礼な感じがしますが、あなたがB社で窓口になれば、あなたが関わるA社他全ての会社の窓口にもなれるので、A社にとっても可能性は残ります。タイミングをみてA社のことも売り込むことができるのです。
 
手札(名刺)が多ければ多いほど、あなたのカードゲームの勝率は上がります。
「俺のターン!」みたいに会話を楽しんでください。
 
ただし、会社によっては「ウチの顔で営業に行ったのに、他の会社の契約をとるなんてけしからん!」という方もいるので、その辺は事前の根回しは必要です。複業ワーカーにしかできない営業術だということ、同じように他社の顔で仕事を持ってくることもできるということを理解してもらいましょう。
 
名刺はあなたの武器
名刺は名前と連絡先を渡すメモ帳ではありません。
初対面に渡す最初の営業ツールです。
 
名刺のデザイン、内容、使い方をしっかり考えて活用することで、コミュニケーションを円滑にしたり、営業をしなくても仕事が取れたりと「91mmx55mm」の中には可能性が詰まっています。
 
たかが名刺、されど名刺。
名刺を活用して、より良いビジネスをしましょう。